Historyヒストリー

戦後、創業者である前田茂男が森を切り開き牧場を初めたことで、前田畜産の歴史がスタートしました。当時は酪農業の他、養豚や馬の飼育も行い業務内容も多岐にわたっていたそうです。
そんな中、昭和29年に島根県から北海道では初めてとなる黒毛和種が白老町に導入され、本格的に畜産業へ舵を切ることとなりました。

1960年頃、茂男は北海道農村青年海外派遣事業に参加し、アメリカでの大規模農場実習を経験しました。帰国後、なにか日本で新しい事業を始めたいと模索していた時、当時まだ北海道ではあまり馴染みのなかった黒毛和種牛肉の販売に着目しました。
そして1975年畜産業に替わり精肉店・前田畜産を開店。精肉店横のビニールハウスの中で炉を囲み、購入したお肉をその場で焼いてもらうスタイルが「元祖 白老牛の店」の基礎となっています。

ビニールハウスでの焼肉スタイルが定着してきた 1987年、多くのお客様からの強い要望もあり精肉店に続きオープンした直営焼肉レストラン。
精肉店ならではの確かな目利きと高い加工技術で、安心・安全で高品質な牛肉を提供する体制が整いました。

前田畜産 / レストラン・カウベルは、北海道内でも長い歴史を持つ黒毛和種牛肉を扱う老舗店の一つであり、白老牛銘柄推進協議会 指定販売店認定1号店です。
食肉専門学校経て、30年以上食肉業界を牽引してきた肉のプロである2代目店主と、大学で畜産学 ( 黒毛和種 ) を学び、父と同じ食肉専門学校を卒業した長男がタッグを組み、信頼できる牧場・卸売業者から仕入れた厳選した白老牛を皆様にお届けします。